日経セミナー「人生100年時代、変革する金融サービス」
先日7月3日にコングレコンベンションセンターで開催された日経主催の「人生100年時代、変革する金融サービス」に参加してきました。
これからの社会に向けて政府や大学、銀行が行っている施策、家族信託、ジェロントロジーについて聞いてきたので、メモしておきます。
健康ビッグデータで寿命革命
日本人の平均寿命 男性:81歳/女性87歳
100歳以上人口:7万人
長寿県:滋賀県
短命県:青森県
課題を抱えている青森県で課題を解決すると社会全体に役立つ。
「イノベーションは辺境・逆境から生まれる」
世の中のビッグデータは病気になった後のデータ、青山県では健常者のデータ(2000項目)を検診で取っている。
病気になったときの治療→病気にならないように予防する。
健康というのは、年齢・遺伝子というよりも環境が大きな要因。
今後、ヘルスケア産業が世界最大の産業になる可能性がある。
【キーワード】
ソーシャル・キャピタル、ソサエティー5.0
【関連HP】
・弘前大学COI(http://coi.hirosaki-u.ac.jp/web/index.html)
専門家の連携でつくる、安心して暮らせる生活基盤
・突発的な事故や病気、認知症には事前の対策が重要。
・対策していないと凍結される(親の財産を自由に使えない)。
①預金が払い出せない。
②実家の建て替え・売却が出来ない。
③揉めてもいないのに遺産分割が出来ない。
・男性は急に脳梗塞が発生する可能性が高い。かつ財産を持っていることが多いので特に注意。
・凍結した財産を解凍するには成年後見人or事前の任意後見制度(家族信託)を活用しなければいけない。
・成年後見人は裁判所が選ぶ専門家(弁護士・司法書士)がなり、一度後見人が付くと、親が元気になるか亡くなるまで年間数十万円以上を支払い続ける必要がある。
・人生100年時代に備える信託業務を三井住友信託銀行が2019年6月から開始した。
・どんな人も「老いることは初めて」なので、本人や周りの人の理解や対策が重要。
・認知症の予防として普段しないような体操をしましょう。
・健康寿命を延ばすためには家庭内の事故を防ぐことが重要。
【キーワード】
家族信託、100年パスポート、ジェロントロジー
【関連HP】
・家族信託普及協会(http://kazokushintaku.org/)
・人生100年時代応援信託(https://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/100passport/)
・介護エンタ―テイメント協会(https://www.kaigo-seminar.net/)
・日本金融ジェロントロジー協会(http://www.jfgi.jp/)
地域発でデザインするこれからの高齢社会
【キーワード】
まち・ひと・しごと創生
【関連HP】
・まち・ひと・しごと創生(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/index.html)
・G20福岡ポリシー・プライオリティ(https://www.fsa.go.jp/inter/etc/20190606/20190606.html)
・Gran Age(グラン エイジ)プロジェクト(https://www.nissay.co.jp/kaisha/granage_pj/)
高齢社会の課題解決に金融が果たす役割
【キーワード】
【関連HP】
・マネービバ(https://money-viva.jp/)
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