自分だけは損したくない人の心理学
昨日3月23日に日本FP協会大阪支部主催で開催された
「自分だけは損したくない人の心理学」を見学してきました。
プロスペクト理論
損失回避性
人は同じ大きさの「利益」と「損失」を比較すると、損失のほうがより大きく見えてしまうという習性があります。
一般的に言われている比率は1:2、つまり損失は利益の2倍ほど心理的に影響があります。
参照点依存性
金額の絶対額ではなく、どれくらいの割合が増えたかによって満足度が変わります。
例えば百万円持っている人が1万円貰うよりも、1万円しか持っていない人が1万円貰った場合の方が満足度は高くなります。
認知バイアス
ヒューリスティック
人が意思決定する場合、論理的に答えを導き出すのではなく、経験や直感ですばやく答えを出してしまうという習性があります。
メンタルアカウンティング
人は心の財布を持っているが、現実と心の両方を考慮した管理はされておらず、
自分にとって都合のいい様に自分自身を納得させてしまう習性があります。
ゼロ・コスト
「無料」は額面だけではなく、心にも影響がある強力なスイッチになります。
おとり効果
二つの選択肢から選ばせるにあたって、新たに第三の選択肢を提示することで先の二つを選びやすくします。
アンカリング
最初に示されたり、印象が残った数字に意思決定が大きく影響されてしまいます。
フレーミング効果
問題や質問の提示のされ方により、意思決定の結果が異なります。
プライミング効果
人は直前の話題の影響を受けやすいという習性があります。
保有効果
他人が持っているものは安く見積もるが、自分の持っているものは通常よりも高く見積もってしまう。
まとめ
惑わされないようにするためには
1.仕組み化する。
2.ルールを決める。
3.良し悪しで判断しない。
4.見た目に惑わされない。
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