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情報セキュリティ

暗号について

○共通鍵暗号方式

暗号化と復号で同じ鍵である「共通鍵」を使用する。

この方式の暗号化技術にはDESやAESがある。

 

○公開鍵暗号方式

暗号化と復号で別の鍵「公開鍵と秘密鍵」を使用する。

 

○危殆化

コンピュータの性能向上に伴って、高速に短時間で解読作業ができるようになったため、

暗号の安全性が低下すること。

危殆化した暗号技術は、最新の暗号施術へ置き換える必要がある。

 

○CRYPTREC暗号リスト

総務省と経済産業省が安全性を認めた暗号技術のリストのこと。

電子政府実現のために、各省庁が調達するシステムで使うべき暗号技術が掲載されている。

客観的な検証の結果、危殆化したと認められた暗号技術は改定時にリストから除外される。

 

○暗号方式と暗号技術

暗号方式は下記の観点でどれを使用するかを判断する。

処理速度 暗号化・復号に掛かる処理時間・処理速度
鍵の数 暗号化・復号する際に必要な鍵の数。
暗号文をやり取りする対象者が増えるとともに鍵の数が増える。
配布方法 復号鍵を相手に渡す経路・方法

 

暗号技術は下記の観点でどれを使用するかを判断する。

暗号アルゴリズム 暗号化・復号に掛かる処理時間・CPUの負荷
鍵の長さ 長ければ長いほど、暗号強度が高まり解読されにくくなる。
一方で、処理速度は遅くなる。
危殆化 コンピュータの処理速度の向上により、
暗号解読にかかる時間が減り、暗号の安全性が低下する。

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